『ビットコインは今後も価格上昇するの?』
『今後も暴落する可能性はあるの?』
『今買うべきなの?』
このような悩みや疑問を持っていませんか。
ビットコイン投資に興味があっても、「価値は上昇していくのか」や「暴落するのではないか」と不安になることも多いですよね。
そこで、この記事では次の内容について詳しく解説します。
- ビットコインの価値は今後も上がっていくのか
- 暴落は起こりえるのか
- ビットコインはいつが買い時なのか
この記事は「ビットコイン投資に踏みきるか否か」の良い判断材料となるので、興味のある人はぜひ最後まで読み進めてみてください。
ビットコインは今後どうなっていくのか
ビットコインの今後については、多くの著名人やメディアが「価値が上昇する」と予測しています。
では、なぜビットコインはここはで期待される存在となっているのでしょうか。
ビットコインが今後も価値を高め続けるという期待の背景には次のような理由があげられます。
- 価値の上昇による信頼性の確立
- ブロックチェーン技術への期待
では、ひとつずつ説明してきます。
価値の上昇による信頼性の確立
まず、ビットコインの価値はここ数年で何倍にも成長しました。
通貨としての価値の向上は、信頼性の向上につながります。株式投資でも、創業間もないベンチャー企業よりもAppleやGoogleといった大手企業の方が安心して投資できますよね。
このように、世間からの信頼性が高まることでビットコインは今後もより多くの人々に利用されることでしょう。
また、ビットコインが通貨としての一定の地位を確立したことで、不安定な法定通貨の代替通貨としての活用も期待されています。
さらに 2017年から2022年にかけては多くの機関投資家(企業)がビットコイン市場へ参入しました。機関投資家は対象とする金融資産をしっかりと分析したうえで投資に踏みきるので、多くの企業で仮想通貨の価格上昇が見込まれたものと考えられます。
ブロックチェーン技術への期待
ビットコインには新しい技術であるブロックチェーンが用いられています。
ブロックチェーンとは取引履歴を記録する台帳のようなものであり、世界各地のノード(ネットワークに参加しているユーザ)が帳票(取引記録)を回覧することで、取引記録の管理を分散して行っています。
(引用:be CONNECTED)
この技術が誕生したことで、今までは銀行や取引所のような管理者・仲介者を通して行っていた金融取引を、管理者・仲介者 不要の状態で行えるようになりました。= 銀行・取引所 を通さずとも、ネット上で個人間の取引が行える!
管理者・仲介者が不要となることで仲介手数料が無料(もしくは格安)になることに加えて、今まで手動で行っていた作業がすべて自動化されたことによって、送金にかかる時間も圧倒的に短縮できます。
ビットコインは上記のような革命的な技術を最初に導入した金融資産であるため、多くの投資家が技術への関心からビットコインに期待感を膨らませています。
ビットコインの過去の成長率
ビットコインは(株式や金貨など)ほかの金融資産とは比べものにならないほどの圧倒的なスピードで成長しています。
それでは過去の値動きをベースに、ビットコインがどのくらいの速度で成長しているのかを見ていきましょう。
(参照:tradingview)
上のチャートは 2016年~2021年までのビットコイン(BTC / 円)の値動きを表したものです。
2016年の初めは 1BTC = 5万円 ほどの価値だったのに対して、2021年の終わりには一時的ではありますが最高価格で 1BTC = 777万円 を突破しています。たった6年の間にビットコインの価値は140倍にも成長したのです。
このように、ビットコインの値動きを振り返るとビットコインがものすごい勢いで成長していることがあらためて分かりますよね。
ビットコイン価値が上昇した背景
ビットコインの価格がこれほどまでに上昇した要因として、多くの国や人々にビットコインが浸透したことがあげられます。
2013年から2016年にかけては、ビットコインは主に個人投資家の間で取引されていました。しかし、2017年から2022年にかけては多くの機関投資家(金融系の企業など)が市場に参入して、莫大な額の資金が市場に流れ込んだのです。
このような背景によりビットコインの価値は急騰し、いまや各国の法定通貨にひけをとらないレベルとなりました。
(参照:CoinMarketCap (2022/02/06時点))
上記は、時価総額で世界各国の法廷通貨とビットコインはを比較した場合のランキングです。ビットコインは、いまや100種類以上も存在する法定通貨のなかで16位となるほどの価値をもっているのです。
通貨としての価値の向上は、信頼性の向上につながるので、価値が高まったことで今後はさらに多くのユーザに利用されることでしょう。
また、世の中には自国の法定通貨の信頼性が低い国がたくさんあり、これらの多くが他国(アメリカや中国など)の法定通貨を導入して経済を回しています。
ビットコインが通貨としての一定の地位を確立したことで、上記のよう不安定な法定通貨の代替通貨としての活用も期待されています。
そもそもビットコインの使い道は?
ビットコインの使い道として主要なのものは下記の3つです。
- 投資・資産運用
- 決済手段
- 送金手段
ビットコインの使い道として、まず多くの人がまず思い浮かべるのが資産運用でしょう。ビットコインは財産的な価値を持っているため、他の法定通貨や仮想通貨との交換が可能です。
また、定期的なトレード以外にも「資産の一部をビットコインとして保有して将来的な価値の上昇に備える」など、ビットコインを取り入れた資産の運用方法はさまざまです。
次に、ビットコインは決済手段や送金手段として利用されています。日本でもビックカメラやヤマダ電機、コジマなど、多くの有名企業がビットコイン決済を導入しています。
⇒ビットコインの使い道や、ビットコインを使うことでどのようなメリットがあるのかについて、もっと詳しく知りたい人はこちら
ビットコインの買い時
過去の価格推移から、ビットコインが高騰しやすいタイミングは、『半減期』の半年後~1年後であることが分かります。
半減期とはビットコインの通貨発行量がそれまでの半分に減少するタイミングのことであり、およそ4年に一度の頻度で訪れます。
下記は過去の半減期後のビットコインの値動きです。
- 最初の半減期 (2012年11月)当時 1BTCあたり約 1000円
⇒ 約1年後にビットコイン価格が1BTCあたり約11万円に上昇 - 2度目の半減期 (2016年07月)当時 1BTCあたり約15万円
⇒ 約半年後にビットコイン価格が1BTCあたり約 220万円に上昇 - 3度目の半減期 (2020年05月)当時 1BTCあたり約95万円
⇒ 約1年後にビットコイン価格が1BTCあたり約 700万円を突破
上記が示す通り、半減期が来るたびにビットコイン価格は何倍にも上昇しています。
なお、半減期後のビットコインの高騰は「ビットコインの希少性が高まり、市場で売却されるビットコインの量が減少する」ことが原因で起こると考えられています。売り(供給)に対して買い(需要)が多いと、必然的にその価値は上昇していきますよね。
さらに、ビットコインの価格が高騰するとメディアで取り上げられることも増えていくので、世間の注目がビットコインへ集まりその価値はさらに上昇していきます。
以上の理由から今後も半減期のあとは、半年から1年にかけてビットコインの価格が上昇することが予測されます。
ビットコインが今後暴落する可能性はあるのか
ビットコインは情勢問題や取引所のハッキング事件、国家による規制などが原因で過去に何度も暴落してきました。
もともと価格の上下が激しい相場のうえ、さまざまな出来事から影響を受けることを考えると今後もビットコインが暴落する可能性は大きいと言えます。
しかし、いつ・どのようにして暴落が発生するのかは誰にもわかりません。
そこで、いつ暴落が来ても対処できるように、リスク管理に関する知識を身につけておきましょう。
- 資産を分散しておく(分散投資)
- 長期目線でホールドする
- 投資の勉強をする
- 損切りする価格を決めておく
上記は暴落に対する備えであるとともに、投資の基礎的な知識でもあるので、ビットコインに投資する人はぜひ理解しておきましょう。
ビットコインが暴落する主な原因
引用元:Web illustrations by Storyset
ビットコイン価格が暴落する要因にはさまざまなものがありますが、今回はその中でも特に大きな影響勅をもつ要因について解説します。
- 国家や大企業による規制
- 主要取引所へのハッキング事件
上記はビットコイン相場に対してとくに大きなマイナス要素をもったイベントです。では、これまでの価格推移をもとにこれらの出来事を振り返っていきましょう。
2018年01月)国内最大級の仮想通貨取引所 Coincheckがハッキングされて仮想通貨の信頼性が低下したことに加え、FacebookなどのSNSで仮想通貨に関する広告掲載が中止され、1ビットコインの価格が年始の 150万円から 70万円程度にまで下落しました。
2021年05月)中国で「全ての仮想通貨に対するマイニング規制」が発表されたことにより、全ての仮想通貨の価格が暴落しました。ビットコイン価格も1BTCあたり 約700万から 310万円まで価格を下げています。
上記は、暴落の要因となった出来事の一部にすぎませんが「国家による規制」や「主要取引所へのハッキング事件」などは投資家にとって特に大きな不安材料になります。
これらのニュースが流れると、不安になった投資家たちが自分の資産を市場から引き上げようとすることで売り圧(供給)が 買い圧(需要)を大きく上回り、ビットコイン価格は急速に低下するのです。
ビットコインは今後どこまで上がるのか
ビットコインの価格が今後どこまで上昇するのかは、だれにも分かりません。
しかし、多くの著名人やメディア、金融機関がビットコインの今後の価格を予想しているので、今回はその中の一部をご紹介していきます。
ビットコインの価格予想➀ ゴールドマンサックス
アメリカの大手金融機関であるゴールドマンサックス社は、ビットコインの価格が今後5年間で10万ドル(約1000万円)に到達すると予想しています。
その背景として、現在はデジタル資産が人々に受けいれらる過程の段階であり、今後はさらに多くの人に浸透していくことで、金などの「価値の保存のための代替資産」から市場シェアを奪っていくだろうと主張しています。
ビットコインの価格予想➁ JPモルガン
アメリカに本社を置く世界有数のグローバル総合金融サービス会社「JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー」は、ビットコインの価格は長期目線で14万6000ドル(1500万円)に達すると予想しています。
JPモルガンも、ビットコインと金が投資先として競合していることに着目しており、今後はビットコインが金の市場シェアを奪っていくことを背景としてあげています。
ビットコインを今買うべきか
今後もビットコイン価格の上昇が予測される現状をふまえて、ビットコインを購入する時期は速い方が良いかもしれません。
ここ数年のうちに仮想通貨市場は急速に発展しました。次の表は代表的な仮想通貨の2年ごと価格推移です。
銘柄 | 2017年9月 | 2019年9月 | 2021年9月 |
ビットコイン(1BTC) | 480,000円 | 900,000円 | 5640,000円 |
イーサリアム(1ETH) | 20,000円 | 20,000円 | 430,000円 |
バイナンスコイン(1BNB) | 100円 | 3,000円 | 50,000円 |
ケーキ(1CAKE) | - | 100円 | 2,000円 |
この表が示す通り、多くの銘柄が過去の価値の何倍にも成長していることから、この市場の成長がいかにすごいかが分かりますよね。
もっと安いうちに買っておけばよかった…とならないためにも、はやいうちからこの波に乗ってみるのもひとつの選択肢ではないでしょうか。
※本記事は参考程度として投資は自己責任で行ってください。損害が発生しても当サイトは一切の責任も負いかねます。
ビットコインの購入方法
ビットコイン(BTC)は次の国内取引所で購入できます。
仮想通貨取引は複数存在するので使いやすさや手数料を比較し、自分に適した取引所を選択しましょう。(⇒国内の仮想通貨取引所を徹底比較)
以下には、例としてCoinchecki(コインチェック)でのビットコインの購入方法を載せています。(コインチェックはチャートが見やすく、簡単に取引できるので、初心者におすすめな取引所です)
例)Coincheckでのビットコインの購入手順
(引用:Coincheck公式サイト)