Coincheck(コインチェック)は危ない?安全性 や メリット・デメリットを徹底解説

「コインチェックは過去に大きなセキュリティ事故があったけど安全なの?」
「他の取引所と何が違うの?手数料は高いの?」
「コインチェックのメリットやデメリットは?」

このような悩みや疑問を持っていませんか。

コインチェックはよくCMなどで目にしますが、過去にセキュリティ事故があっただけに安全面が気になりますよね。

また、ほかの取引所となにが違うのかなども詳しく知りたい人は多いかと思います。

そこで、この記事ではコインチェックについてわかりやすく解説していきます。

この記事の内容
  • コインチェックの概要や手数料
  • コインチェックのメリットとデメリット
  • コインチェックの口コミ・評判

この記事を読むことで、安心して暗号資産(仮想通貨)投資を始められる環境が手に入ります。投資は将来を豊かにするひとつの手段なので、暗号資産投資に興味がある人はぜひ最後まで読み進めてみてください。

Coincheck(コインチェック)の概要

会社名 コインチェック株式会社
親会社 マネックスグループ株式会社(東証一部 8698)
現物取引 販売所:〇
取引所:〇
レバレッジ取引 ×
提供サービス 特徴
  • 仮想通貨「暗号資産」取引
  • Coincheckつみたて
  • 貸暗号資産サービス
  • Coincheck NFT(β版)
  • Coincheckでんき
  • Coincheckガス
  • 取り扱い通貨多数
  • 取引画面が見やすく使いやすい
  • 口座開設や取引操作が簡単でスピーディー
  • 取引所の取引手数料が無料
  • 信頼できる運営
  • 安全なセキュリティ対策
  • サービスが多様
コインチェックの取扱通貨一覧


コインチェックは、2012年8月に設立された仮想通貨(暗号資産)交換業の会社です。

コインチェックの仮想通貨(暗号資産)取引サービスは、2017年~2018年の仮想通貨バブル期に多くのユーザーに利用されていましたが、2018年1月に580億円相当のハッキング被害を受けたことで、一度はユーザーのほとんどを失ってしまいました。

しかし、その後は東証一部上場企業の「マネックスグループ株式会社」に買収されたのち、セキュリティ対策を根本的に強化。さらには被害を受けたユーザーへの補償を徹底した結果、今では再び人気の仮想通貨(暗号資産)の取引所として復活しました。

上記の実績から、現在のコインチェックは安全性が高いうえ、何かあった際にもユーザに対して真摯な対応をとる可能性が高い取引所だと言えるでしょう。

いまでは、仮想通貨(暗号資産)の取引サービスだけでなく、でんきやガス、さらにはNFTの分野でもサービスを提供しています。

Coincheck(コインチェック)の提供するサービス

コインチェックの
提供するサービス

コインチェックは仮想通貨(暗号資産)の取引サービス以外にも、さまざまなサービスを提供しています。

この記事では、コインチェックのサービスの中でも仮想通貨(暗号資産)とかかわりの深いサービスについて紹介していきます。

今回紹介するのは下記3つのサービスです。

  1. 暗号資産取引
  2. Coincheckつみたて
  3. 貸暗号資産サービス
  4. Coincheck NFT(β版)

では、それぞれのサービスについて具体的に紹介していきます。

暗号資産取引

仮想通貨(暗号資産)取引は、コインチェックの代表的なサービスで、コインチェックの口座を開設している人ならだれでも仮想通貨(暗号資産)を売買できます。

コインチェック以外にもさまざまな仮想通貨(暗号資産)取引所がありますが、その中でもコインチェックは特に利便性に優れています

具体的に、コインチェックの注文画面は他の取引所の注文画面と比べて見やすく、初心者でも簡単に利用できます。さらに、取り扱っている通貨の種類も豊富なので、主要な通貨のほとんどはコインチェックで購入できます。

Coincheckつみたて

「Coincheckつみたて」サービスとは、毎月定額で仮想通貨(暗号資産)を自動積立してくれるサービスです。

月々1万円からの積立が可能であり、時間を分散して定期的に購入する「ドル・コスト平均法」を用いるためのため、仮想通貨の価格変動を気にすることなく簡単に投資できます。

貸暗号資産サービス

貸暗号資産サービスとは、自分の保有する仮想通貨(暗号資産)を他の人に貸し出すことで、賃借料として利息を得られるサービスです。

貸し出せる仮想通貨(暗号資産)の種類としては「コインチェックで取り扱っているすべての仮想通貨(暗号資産)」が対象になっており、口座開設が完了しているユーザーであればだれもが利用可能です。

利率は貸出期間などの条件によって異なりますが、この貸暗号資産サービスを利用することで最大年率 5.0%で仮想通貨(暗号資産)を増やすことができるので、口座に眠ったままの仮想通貨(暗号資産)がある人はぜひ利用してみましょう。

Coincheck NFT(β版)

「Coincheck NFT(β版)」とは、コインチェックのユーザー同士で、NFTの売買ができるマーケットプレイスです。

コインチェックの口座を持っている人は、だれでもNFTを出品・購入できます。

なお、従来NFTは、主にブロックチェーンプラットフォーム上で取引されていたため、取引手数料(Gas代)の高騰や取引の複雑性が問題になっていました。

コインチェックではこれらの課題を解決し、誰でも手軽にNFTを取引する環境を提供しているので、NFTに興味がある人はぜひ利用してみましょう。

手数料

手数料

他の仮想通貨(暗号資産)取引所と同様に、コインチェックのサービスを利用する際にも手数料が発生します

なお、利用するサービスの種類や取引の状況によって、手数料は異なるので、以下では具体的な金額について記載します。

まず、仮想通貨(暗号資産)の売買にかかわる手数料を下記に示します。

販売所 取引所
取引手数料 無料 無料
スプレット(手数料相当額) 0.1〜5.0% 無料

※スプレットに関しては販売所のスプレッドが大きいで詳しく解説します。

仮想通貨(暗号資産)は、販売所または取引所のいずれかで売買できます。

上記の表のとおり、販売所での取引すると「スプレット」によって取引量の0.1〜5.0%程度の損失が発生してしまうので、売買の際には取引所の利用をおすすめします

次に、仮想通貨(暗号資産)の売買以外の取引について下記に示します。

操作 手数料
日本円の入金
(銀行振込の場合)
無料
日本円の入金
(コンビニ入金の場合)
3万円未満:770円
3万円以上30万円以下:1,018円
日本円の入金
(クイック入金の場合)
3万円未満:770円
3万円以上30万円以下:1,018円
50万円以上:入金金額×0.11%+495円
日本円の出金 407円
仮想通貨の入金 無料
仮想通貨の送金 送金する仮想通貨ごとに異なる
(例:ビットコインの場合は0.001 BTC)

一度にかかる手数料が高額なわけではありませんが、サービスの利用が積み重なると、気づかないうちに大きな金額になっていることもあります。

発生する手数料の金額は把握したうえでサービスを利用しましょう。

Coincheck(コインチェック)のメリット

コインチェックのメリットは次の4点です。

  1. 取り扱う仮想通貨の種類が多い
  2. 初めての人でも使いやすい
  3. セキュリティが強固で安全
  4. 資産運用に最適なキャッシングサービスを展開

ここからは上記のメリットに関してひとつずつ説明していきます。

取り扱う仮想通貨の種類が多い

コインチェックのメリットのひとつに「取り扱っている仮想通貨(暗号資産)の種類の多さ」があげられます。

具体的に、コインチェックは2022年1月時点で計17種類もの仮想通貨(暗号資産)を扱っており、他の国内取引所と比べて圧倒的な取扱数を誇っています。

もはや「主要な仮想通貨はほとんどコインチェックで購入できる」と思ってもらって構いません。

初めての人でも使いやすい

コインチェックは、注文画面や送金画面などの各画面がとても見やすいうえ、スマホ端末とPC端末の両方に対応しています。

もちろん、各通貨の価格推移(チャート)や取引履歴、保有資産における各通貨の割合など、必要な情報をすべて提供してくれているので、初心者でも簡単に仮想通貨(暗号資産)の取引・管理ができます。

セキュリティが強固で安全

コインチェックは過去にハッキング被害にあっており、その後の対応でセキュリティを大幅に改善しました。

今では、2段階認証に加えて、コールドウォレットでの資産管理、さらに各ユーザーに対する本人確認の徹底など、さまざまな面でセキュリティ対策を実施しています。

このようにコインチェックでは、誰でも安心してサービスを利用できる環境が整っています。

資産運用に最適なキャッシングサービスを展開

コインチェックが展開する「貸暗号資産サービス」を利用すると最大年率 5.0%で資産を運用できます。

具体的に、資金をコインチェックに貸し出す(預ける)ことで賃貸料として定期的に利息を得られるので、口座に眠ったままの仮想通貨(暗号資産)がある人はぜひ利用してみましょう。

Coincheck(コインチェック)のデメリット

コインチェックには、他の取引所と比べて素晴らしい点がいくつもありますが、それと同時にデメリットとなる部分も存在します。

コインチェックのデメリットは次の2つです。

  1. 販売所のスプレッドが大きい
  2. 過去にハッキング被害にあっている

取引所にはそれぞれメリットとデメリットがあるので、特徴をしっかりと理解したうえで自分に適したものを利用しましょう。

では、ひとつずつ説明していきます。

販売所のスプレッドが大きい

スプレッドとは、仮想通貨(暗号資産)を売買する際に発生する売値と買値の差額のことを言います。

まず、取引所で売買する場合は、スプレッドはほとんど発生しません。

取引所では仮想通貨(暗号資産)を購入したいユーザーと売却したいユーザーが、共に希望価格を指定して、互いの発注条件がマッチした際に取引が成立します。そのため、互いの希望した価格で仮想通貨(暗号資産)を売買できるのです。

これと比べて、販売所ではコインチェックの設定した値段で仮想通貨(暗号資産)が売買されています。なお、この値段は実際の通貨の値段に比べて割高/割安で設定されているため、売値と買値にの間にスプレッド(差額)が発生します。

※発生するスプレッド(差額)はコインチェックの収益となります。⇒スプレッド(差額)は実質、手数料のようなもの

販売所でスプレッドが発生する仕組みは他の仮想通貨取引業者も同様ですが、コインチェックのスプレッドは他と比較して大きい傾向にあります

例として、ビットコインにおける各業者のスプレッド比較を下記に示します。

例:ビットコインのスプレッド比較

仮想通貨取引所 スプレッド
コインチェック 6.2%
DMM Bitcoin 4.0%
GMOコイン 3.0%
bitbank 2.0%
bitFlyer 3.0%

  • 取引所:仮想通貨(暗号資産)を購入したいユーザーと売却したいユーザーが、共に希望価格を指定して、互いの発注条件がマッチした際に取引が成立する。
    ⇒ユーザー同士で仮想通貨を売買する場所
  • 販売所:コインチェックの設定した値段で仮想通貨(暗号資産)を売買する。
    ⇒コインチェックが仮想通貨を販売/買取する場所

過去にハッキング被害にあっている

コインチェックでは、セキュリティ対策の不備によるり約580億円相当の資金流出が発生した過去があります。

具体的に、コインチェックは取扱資産の管理に「ホットウォレット」を使用していたことにより、外部からの不正アクセスが可能となっていました。

ここ注目!

仮想通貨を保存・管理するためのウォレット(財布のようなもの)には、ネットに接続されている「ホットウォレット」と、ネットに接続されていない「コールドウォレット」があります。

「ホットウォレット」はネットに接続されているため、「コールドウォレット」に比べてすぐに資産を移動できるうえ、管理コストも低く抑えられる一方、ネットを通じた外部からの不正アクセスが可能であるといったデメリットがあります。

そのため、金融庁は当時から、ネットに接続されていない「コールドウォレット」の使用を推奨していました。

この事件により、取扱仮想通貨の一つである「NEM」が580億円ほど流出したことで、多くのコインチェックユーザーが事件への対応を訴えました。

しかしその後は、運営側でセキュリティを徹底的に見直したうえ、被害を受けた全ユーザーに対する補償も完了したため、事後対応のすばらしさから、再び多くのユーザーに利用される取引所となりました。

なお、現在では資産の管理に「コールドウォレット」を使用しているため、ハッキング被害を恐れることなくコインチェックを利用できます。

Coincheck(コインチェック)の口コミ・評判

ここまでコインチェックについて説明してきましたが、実際に投資家からはどのような評判や口コミがあがっているのでしょうか。

ここからはTwitter上にあがっていた投資家のツイートをいくつか紹介していきます。

まとめ

まとめ

コインチェックはこれから仮想通貨(暗号資産)を始める人におすすめな取引所です。

サービスの各画面がとても見やすいうえ、仮想通貨の購入や送金などのさまざまな操作動画をネット上に公開しているので、初めてアプリやサイトを訪れた人も困惑することなくサービスを利用できます。

他の仮想通貨取引所と比べてスプレッドが大きいことがデメリットではありますが、使いやすい点やサポートが手厚い点から、多少の手数料(スプレッドによる損失)を取られても不安なく取引したいという方には最適の取引所です。

 

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