『DMMビットコインってCMでよく見るけど、実際のところ良い取引所なの?』
『サポート体制は大丈夫?』
『他の取引所と何が違うんだ?』
このような悩みや疑問を持っていませんか。
いざDMMビットコインで暗号資産に投資しようと思っても、ほかの取引所との違いがいまいちわからなかったり、安全性が気になったりでなかなか始められませんよね。
そこで、この記事では次の内容について詳しく解説します。
- DMMビットコインの概要
- DMMビットコインのメリット
- DMMビットコインのデメリット
この記事を読むことで、DMMビットコインの詳細やほかの取引所に比べてどこが良いのか/悪いのかがわかるので、興味のある人はぜひ最後まで読み進めてみてください。
なお、(旧名)仮想通貨は「暗号資産」が正式な名称となったため、本記事においても仮想通貨を暗号通貨として表記しております。
DMM Bitcoin概要
現物取引 | 販売所形式:〇 取引所形式:✕ |
レバレッジ取引 | 〇 |
取り扱い通貨一覧 | |
提供サービス | 特徴 |
|
|
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)は DMM.comグループの「株式会社DMM Bitcoin」が運営する暗号資産取引所です。
各種サービスの手数料のやすさ、安心安全のセキュリティ、さらに充実したサポートなどのさまざまな面で評判が良く、国内取引所のなかでも人気の高い取引所となっています。
この記事では、そんな DMMビットコインの実態について解説していきます。
手数料(他の取引所との比較)
コインチェックやGMOコインといった他の仮想通貨(暗号資産)取引所と同様に、DMM Bitcoinのサービスを利用する際にも手数料が発生します。
なお、利用するサービスの種類や取引の状況によって手数料は異なるので、ここからは具体的な金額について記載していきます。
まず、仮想通貨(暗号資産)の売買にかかわる手数料は下記となります。
通常 | BitMatch利用時(※1) | |||
現物取引 | レバレッジ取引 | 現物取引 | レバレッジ取引 | |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
レバレッジ手数料 | ― | ポジション金額の0.04% / 日 (ロールオーバー時に発生) |
― | ポジション金額の0.04% / 日 (ロールオーバー時に発生) |
スプレット(※2) | 0.5~10% | 0.5~10% | ほぼ無料 (0.01BTCあたり3円程度) |
ほぼ無料 (0.01BTCあたり3円程度) |
※1 BitMatchについては、「BitMatch注文によるスプレッドの抑制」で説明します。
※2 スプレッドとは売値と買値の「差額」のことであり、この差額はすべてDMM Bitcoinの収益(=ユーザーの損失)となります。
次に、仮想通貨(暗号資産)の売買以外のサービスについて示します。
操作 | 手数料 |
日本円の入金(振込入金) | 無料(振り込み手数料はユーザー負担) |
日本円の入金(クイック入金) | 無料 |
日本円の出金 | 無料 |
仮想通貨の入金 | 無料 |
仮想通貨の送金 | 無料 |
上記の表からわかるように、DMM Bitcoinは各サービス利用時にかかる手数料がとにかく安いです。
取引所形式での取引ができない点がデメリットではありますが、BitMatchを利用することによりスプレッドを最小限に抑えることもできます。
DMM Bitcoinのメリット
DMM Bitcoinのメリットは次の4点です。
- 出金や送金手数料が無料
- LINEでのサポートが充実
- セキュリティが強固で安全
- BitMatch注文によるスプレッドの抑制
ここからは上記のメリットに関してひとつずつ説明していきます。
出金や送金手数料が無料
一般的に暗号資産の送金には、一定額の手数料が発生します。しかしDMM Bitcoin では送金や出金の処理が無料で行なえます。
イメージしやすいように、ほかの暗号資産取引所とくらべてみましょう。
暗号資産取引所 | 取引手数料 | 入金手数料 | 出金手数料 | 送金手数料 |
DMM ビットコイン | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
Huobi Japan | 無料 | 無料 | 330円 | 有料(※) |
コインチェック | 無料 | 銀行)無料 コンビニ)770~1,018円 |
407円 | 有料(※) |
bitFlyer | 無料 | 330円 | 550 ~770円 | 有料(※) |
bitbank | 無料 | 無料 | 550 ~770円 | 有料(※) |
※送金手数料は通貨によって値段が異なります。例:BTCの場合)0.0006 BTC ,ETHの場合)0.005 ETH など
上記のとおり、コインチェックや bitFlyer では、送金処理や出金処理に一定額の手数料が発生します。
その点、DMM Bitcoin ではこれらが無料で行なえるのでほかの取引所に比べてお得に暗号資産を運用できるわけです。
以上から、DMM Bitcoin はできるだけコストを抑えて取引がしたい方や初心者にとって魅力的な取引所となっています
LINEでのサポートが充実
投資の世界ではお金が動くので、初めての人は不安も大きいでのではないでしょうか。
DMM Bitcoin には LINE を利用した年中無休のカスタマーサポートがあります。(営業時間は 7時~22時となっています。)
いつでもLINEで疑問や不安を解消できるので、はじめての暗号資産投資に不安があるという人にとって最適な取引所だと言えるでしょう。
なお、LINEで受付た質問や要望などの意見はサービス向上委員会で共有されるとのことで、これまでに受けたユーザの要望をもとに機能を改善するなどの取り組みも行われています。
- テゾスやエンジンコインの取り扱いを開始
- テーマカラーにダークモードを追加
- 自動振替機能の設定を可能とした
これらはユーザの声が実際に反映された事例の一部にすぎません。
以上から、DMM Bitcoin はユーザの要望や不安に対して忠実に対応してくれるので、悩みや不安、要望などの意見がある場合などは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
セキュリティが強固で安全
DMM Bitcoin は DMMグループが運営する取引所ということもあり、とても強固なセキュリティ対策が施されています。
いくつもある暗号資産取引所の中でも、とくに安心して暗号資産を売買できる環境といえるでしょう。
具体的な対策としては以下のようなものがあげられます。
- コールドウォレットで顧客資産を管理
- 2段階認証を実装
- マルチシグ
これらはいずれも外部からの不正を防ぐものですが、「顧客の暗号資産(仮想通貨)の出金時には、複数の社員が2段階の手順をふんで出金する」といった内部不正の対策も行っています。
さらに、不正なアクセスがないかを24時間体制で監視しているなどに徹底していることから、DMM Bitcoin は 他の暗号資産取引所と比較して特に安全な環境といえるでしょう。
BitMatch注文によるスプレッドの抑制
まず、DMMビットコインでは一般的な取引所形式での売買ができません。(取引形式に関して詳しく知りたい人は 取引所形式で取引できない をご参照ください)
しかし、かわりに独自の機能「BitMatch 注文機能」を利用することで安く簡単に取引できるようになっています。
Bitmatch 注文とは「買い注文」と「売り注文」がDMMビットコインが提示した金額の仲値価格で約定する注文方式で、スプレッド(売り値と買い値の差額)の発生を抑制する効果があります。
(引用:DMM Bitcoin 公式サイト)
具体的な例として、レバレッジ取引にて1BTCを取引した場合のスプレッドとミッド(仲値)価格のイメージ例を以下に示します。
(引用:DMM Bitcoin 公式サイト)
この注文方式は販売所形式の特徴とオークション形式の特徴を併せ持っているので、取引時にスプレッドがほとんど発生しないうえ、売買価格を指定する必要もないので簡単に取引できるようになっています。
以上の理由で、DMMビットコインは初心者には最適の暗号資産取引所であると言えるでしょう。
DMM Bitcoinのデメリット
DMMビットコインには、他の暗号資産(仮想通貨)取引所と比べて特徴的なメリットがいくつもありますが、それと同時にデメリットとなる部分も存在します。
DMMビットコインのデメリットは次の3点です
- 取引所形式で取引できない
- スプレッドが大きい
- 現物取引の対象銘柄が少ない
暗号資産取引所にはそれぞれメリットとデメリットがあるので、特徴をしっかりと理解したうえで自分に適したものを利用しましょう。では、ひとつずつ説明していきます。
取引所形式で取引できない
暗号資産(仮想通貨)取引所には、 取引所形式 と 販売所形式 の2種類の取引形式があるのが一般的です。
しかし、DMMビットコインでは販売所形式での取引しかできません。
- 取引所形式:仮想通貨(暗号資産)を購入したいユーザーと売却したいユーザーが、共に希望価格を指定して、互いの発注条件がマッチした際に取引が成立する。
⇒ユーザー同士で仮想通貨を売買する取引形式 - 販売所形式:仮想通貨(暗号資産)交換業者の設定した値段で仮想通貨(暗号資産)を売買する。
⇒仮想通貨(暗号資産)交換業者が仮想通貨を販売/買取する取引形式
ユーザ同士の希望価格をマッチングさせて取引が成立する取引所形式とくらべて、販売所形式の取引では交換業者(DMMビットコイン)によってあらかじめ売却価格/購入価格が設定されています。
なお、設定されている価格は通常の価格より割安/割高で設定されているため、この間にはスプレッドという差額が発生するのです。
以上の理由から、取引所形式の取引がないDMMビットコインの場合はどうしてもスプレッドが発生してしまいます。
ここまでは話題ばかりでしたが、安心してください。DMMビットコインにはこの問題を解決する機能「BitMatch」が実装されています。
「BitMatch」を使用することで、販売所形式の売買でもスプレッドを気にすることなく取引することができます。(詳しくは BitMatch注文によるスプレッドの抑制 をご参照ください)
スプレッドが大きい
DMMビットコインでは取引時に発生するスプレッドの幅が広く設定されています。(スプレッドについて詳しく知りたい人は 取引所形式で取引できない をご参照ください)
しかし、この問題は「BitMatch」を使用することで解決できるのでそれほどに気にする必要はありません。
DMMビットコインでを利用するさいは「BitMatch」を使ってスプレッドを気にせずに売買しましょう。
現物取引の対象銘柄が少ない
DMMビットコインは現物取引で売買できる銘柄が少ないです。
具体的に、DMMビットコインが取り扱っている銘柄は全部で14種類ありますが、現物取引で売買できるのはわずか6種類しかありません。
- ビットコイン
- イーサリアム
- リップル
- ライトコイン
- ビットコインキャッシュ
- ステラ・ルーメン
しかし、現物で取引できる通貨が少ない反面、レバレッジ取引が可能なアルトコイン(ビットコイン以外の銘柄の総称)の種類は13種類となっており国内取引所のなかでも最大級の規模を誇っています。
DMMビットコインに魅力を感じているものの、現物取引で買いたい銘柄がないという人はほかの取引所と併用するのもひとつの手かもしれません。
DMM Bitcoinの口コミ・評判
調査中
まとめ
ここまで、DMMビットコインをさまざまな側面からみていきましたが、DMMビットコインについての理解は深まりましたか。
最後にもう一度 DMMビットコインの特徴を振り返ってみましょう。
- 出金や送金手数料が無料
- LINEでのサポートが充実
- セキュリティが強固で安全
- BitMatch注文によるスプレッドの抑制
DMMビットコインは各種サービスの手数料が無料なうえ、カスタマーサポートも充実しているので、暗号資産投資をこれからは始めるひとにとって魅力的な取引所となっています。
暗号資産(仮想通貨)は将来がとても期待されている分野です。
価値が高騰した後に「もっと安いうちに買っておけばよかった…」とならないためにも、まだ安く買える今のうちから購入してみてはいかがでしょうか。