『SBI VCトレードの特徴は?』
『SBI VCトレードでの取引に興味はあるんだが、どうも不安だ』
『SBI VCトレードって全然聞いたことないけど?』
このような悩みや疑問を持っていませんか。
いざSBI VCトレードで暗号資産の売買をしようと思っても、情報や評判・口コミが少なくてなかなか始める決心ができないですよね。
そこで、この記事では次の内容について詳しく解説します。
- SBI VCトレードの概要
- SBI VCトレードのサービスの詳細
- SBI VCトレードのメリットとデメリット
- SBI VCトレードの口コミや評判
この記事を読むことでSBI VCトレードの評判や、(他の取引所と比べて)優れている点/劣っている点についての知見が得られるので、興味のある人はぜひ最後まで読み進めてみてください。
※「仮想通貨」の名称が「暗号資産」に変更されました。したがって本記事においても、「仮想通貨」を「暗号通貨」と表記します。
SBI VCトレードの概要
現物取引 | 販売所形式:〇 取引所形式:〇 |
レバレッジ取引 | × |
取り扱い通貨一覧 | |
提供サービス | 特徴 |
|
|
SBI VCトレードは、金融業界大手「SBIグループ」が運営する暗号資産取引所です。
SBIグループは SBI FXトレード、住信SBIネット銀行・住信SBIネット証券などのさまざまな種類の金融サービスを運営しているということもあり、各サービスでは万全なセキュリティ対策が実施されています。
さらに、大企業だからこそ実現できる低価格なサービス料金もSBI VCトレードの大きな魅力となっています。
そのほかにも、電話対応でのカスタマーサービスや使いやすい取引ソフトなど、さまざまな点で多くの注目を集めています。
SBI VCトレードのサービス
ここからは「SBI VCトレードが提供しているサービスにはどのようなものがあるのか」を解説していきます。
- 暗号資産取引(取引所・販売所)
- 貸暗号資産サービス
上記のように、SBI VCトレードは仮想通貨(暗号資産)の取引サービスだけでなくレンディングサービスである「貸暗号資産サービス」も展開しています。
このサービスは知っておいて損はないものなので、ぜひ頭に入れておきましょう。
では、それぞれのサービスについて説明していきます。
暗号資産取引(取引所・販売所)
仮想通貨(暗号資産)取引は SBI VCトレードの代表的なサービスであり、SBI VCトレードの口座を開設している人は 販売所・取引所(VCTRADE Pro)のいずれかで仮想通貨(暗号資産)を売買できます。
しかし、取引形態が 販売所 と 取引所 の2種類あることから、どちらを利用したら良いのわからないという人も少なくありません。
そこで、以下にそれぞれの取引形態の違いや特徴をまとめました。
販売所 | 取引所 (VCTRADE Pro) |
|
取引相手 | 事業者 (SBI VCトレード) |
SBI VCトレードの利用ユーザー |
レバレッジ取引 | ✕ | 〇 |
取引板の有無 | なし | あり |
取引の難易度 | 〇(簡単) | △(少し複雑) |
スプレッド (売値/買値の差額) |
✕(大きい) | 〇(小さい) |
特徴 | 事業者(SBI VCトレード)の設定した値段で仮想通貨を売買する。 | ユーザー同士が希望価格を指定して、互いの発注条件がマッチした際に取引が成立する。 |
おすすめ度 | ⭐⭐ | ⭐⭐⭐ |
上記を簡単にまとめると、初心者には販売所での取引がおすすめです。
なぜなら、販売所形式の取引には「取引板」がなく取引価格があらかじめ事業者(SBI VCトレード)によって設定されているので、取引数量を指定するだけで簡単に取引できます。
しかし、操作が簡単な反面、売値と買値に差額(=スプレッド)が発生してしまうので、慣れてきたら取引所(VCTRADE Pro)の利用をおすすめします。
貸暗号資産サービス
貸暗号資産サービスとはレンディングサービスのことであり、暗号資産を SBI VCトレードに貸し出すことで報酬として1%~5%程度の利息が得られます。
このサービスのメリットはなんといっても不労所得が得られることです。画面にはりついてチャートの動きを注視する必要もなく、放置しているだけで利益が得られます。
以下には貸暗号資産サービスの特徴をまとめています。
- 対象:ビットコイン、リップル
- 貸し出し期間:84日間
- 最小貸出数量:.1BTC、1000XRP
- 最大貸出数量:5BTC、100000XRP
主にウォレットに眠ったままの暗号資産がる人や、長期的に暗号資産を所有する人におすすめです。
手数料(他の取引所との比較)
GMOコインやコインチェックなどの他の暗号資産取引所と同様に、SBI VCトレードのサービスを利用する際にも手数料が発生します。
なお、利用するサービスの種類や取引の状況によって、手数料は異なるので、以下では具体的な金額について説明していきます。
操作(サービス) | 販売所 | 取引所 |
取引手数料 | 無料 | 無料 |
レバレッジ取引手数料 | ー | ー |
スプレット | 0.7~7.7% | ほぼ無料 |
操作(サービス) | 手数料 | |
日本円の入金 | 無料 | |
日本円の出金 | 3万円未満:160円 3万円以上:250円 ※住信SBIネット銀行 への出金の場合は50円 |
|
仮想通貨の入金 | 無料 | |
仮想通貨の出金 | 無料 |
上記の表からわかるように、SBI VCトレード は各サービス利用時にかかる手数料が圧倒的に安いです。取引手数料に加えて日本円の入金手数料や仮想通貨の入出金手数料まであらゆるサービスが無料で利用できます。
さらにSBI VCトレードには、取引形式として「販売所」と「 SBI VC Trade Pro(取引所)」の2種類があり、SBI VC Trade Proで取引する場合はスプレッドがほとんどかかりません。
また、日本円を出金する際に数百円程度の手数料がかかりますが、住信SBIネット銀行を利用している場合は出金手数料が一律50円になるので、住信SBIネット銀行と連携することでさらにお得になります。
SBI VCトレードのメリット
SBI VCトレードのメリットは次の4点です。
- 少額から始められる
- 初めての人でも使いやすい(電話でのカスタマーサービスセンターがある)
- セキュリティが強固で安全
- 各サービスの手数料が安い
ここからは上記のメリットに関してひとつずつ説明していきます。
少額から始められる
暗号資産取引は、価値変動によるリスクが高いため「大金を投じたくない」「少額から始めたい」という人は多いのではないでしょうか。
SBI VCトレードでは、最少500円から暗号資産取引ができるようになっているので、暗号資産投資を少額から始めたい人にとっては最適な取引所であると言えます。
なお、500円から購入可能な暗号資産は以下の3つです。
・ビットコイン
・イーサリアム
・リップル
暗号資産への投資は価格の変動がはげしいため、ほかの金融資産への投資と比べても精神的な負担が大きいです。したがって初心者の方には少額からのスタートをおすすめします。
精神的な負担をかかえないためにも、初めのうちは少額からの投資をおすすめします。
初めての人でも使いやすい
SBI VCトレードは初めての人でも取引しやすいように、独自のPCソフト「VCTRADE pro」や、スマホアプリ「VCTRADE SP」を提供しています。
まず、スマホアプリ「VCTRADE SP」は、取引画面がシンプルで直感的に操作できる点で高い評判を得ています。「VCTRADE SP」の特徴は次のとおりです。
- わかりやすさを追求したインターフェース
- 9種類の高機能テクニカルチャートを搭載
- セキュリティで安心が強固
- 取引機能を自分好みにカスタマイズ可能
- 販売所と取引所、両方が使えるデザイン
次に、PC版暗号資産取引所 「VCTRADE pro」は、「VCTRADE SP」と同じように直感的に操作できるうえ、高性能の分析機能を持っています。「VCTRADE pro」の特徴を以下にまとめます。
- 不正防止システムを搭載
- 取引手数料が無料
- 処理能力が高い
SBI VCトレードは、上記のような使いやすいソフト(アプリ)を提供することで初心者でもすぐに売り買いできる環境を整えています。
セキュリティが強固で安全
SBI VCトレードは、金融機関の大手 SBIグループが運営する取引所ということもあり、とても強固なセキュリティ対策がなされています。
具体的な対策としては、以下のようなものがあげられます。
- コールドウィレットでの資産管理
- 2段階認証の導入
- マルチシグの採用
コールドウィレットとは、暗号資産をインターネットに接続しない状態で保管するといった管理方法です。
暗号資産が流出する事件は、ほぼすべてがインターネット経由での悪質なセイバー攻撃である点から、コールドウォレットの採用は非常に安心度が高いといえます。
また、マルチシグとは、暗号資産の取引や送金時に複数の電子証明書を発行する取引方法であり、この技術を用いることでセキュリティ能力がが大きく向上させることが可能です。
各サービスの手数料が安い
SBI VCトレードの手数料は、ほかの暗号資産取引所と比較しても圧倒的にに安いです。
具体的に、SBI VCトレードでは日本円の入金や暗号資産の入出金を無料で行なえます。多くの暗号資産取引所は、これらの処理が有料となっているので、SBI VCトレードを利用した際のコストパフォーマンスはかなり高いです。
⇒暗号資産取引所の手数料をランキング形式で比較した記事はこちら
各サービスの利用にかかる手数料がこれだけ無料な取引所はそうそうありません。コストを抑えて取引がしたい人は、ぜひSBI VCトレードを利用してみてはいかがでしょうか。
SBI VCトレードのデメリット
SBI VCトレードには、他の暗号資産(仮想通貨)取引所と比べて特徴的なメリットがいくつもありますが、それと同時にデメリットとなる部分も存在します。
SBI VCトレードのデメリットは次の2点です
- 取り扱っている通貨の種類が少ない
- 取引の時間帯が限られている
暗号資産取引所にはそれぞれメリットとデメリットがあるので、特徴をしっかりと理解したうえで自分に適したものを利用しましょう。では、ひとつずつ説明していきます。
取り扱っている通貨の種類が少ない
SBI VCトレードで取り扱う暗号資産の種類は、ほかの暗号資産取引所と比較して少ない傾向にあります。分かりやすいように、ほかの取引所との比較結果を見てみましょう。
仮想通貨取引所 | 販売所形式 | 取引所形式 | 総数 |
bitbank | 11種類 | 11種類 | 11種類 |
GMOコイン | 14種類 | 5種類 | 14種類 |
SBI VCトレード | 7種類 | 7種類 | 7種類 |
コインチェック | 17種類 | 4種類 | 17種類 |
bitFlyer | 14種類 | 1種類 | 14種類 |
DMM ビットコイン | 14種類 | ー | 14種類 |
上の表のとおり、ほかと比べて少し劣りますよね…
なお、SBI VCトレードでは次のような暗号資産を売買できます。
- ビットコイン
- ビットコインキャッシュ
- イーサリアム
- リップル
- ライトコイン
- リンク
- ポルカドット
上記のように主要な通貨はどれも取り扱っているので、初心者や珍しいアルトコインに興味がない人などは満足して利用できる取引所となっています。
ほかにも、複数の暗号資産取引所の口座を開設し、併用して取引することで銘柄の少なさを補って運用することができます。
取引の時間帯が限られている
SBI VCトレードでは24時間の取引ができません。なお、具体的な取引時間としては開始が午前7時~終了が翌午前6時までの23時間となっています。(公式サイトによると、午前6時~7時までの1時間はメンテナンスが行われているようです)
ほかの暗号資産取引所では(ほとんどが)24時間取引可能であることから、この点はすこしデメリットとなってしまいますが、株取引の(取引可能)時間が 9時から15時までであることを考えると、この問題はそこまでネックにはなりません。
しかし、暗号資産は価値の変動が激しく、少しの間に暴落する恐れもあるので、SBI VCトレードのほかにも(24時間いつでも取引可能な)取引所を併用して運用することをおすすめします。
SBI VCトレードの口コミ・評判
調査中
まとめ
ここまで、SBI VCトレードをさまざまな側面からみていきましたが、SBI VCトレードについての理解は深まりましたか。
最後に、もう一度 SBI VCトレードを利用するメリットを確認していきましょう。
- SBIグループの誇るセキュリティ対策で安心安全
- 最安で500円から取引可能
- 直感的かつ高性能な取引機能とアプリを導入
- さまざまな手数料が無料
- 住信SBIネット銀行との連携でますます便利に!
SBI VCトレードは暗号資産取引が初めての人や、少ない銘柄で集中して取引したい人におすすめの取引所です。また、手数料を安く抑えたい人にとっても魅力的な取引所となっているので、興味がわいた人はぜひSBI VCトレードを利用してみてはいかがでしょうか。